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練馬区議会議場の国旗掲揚の陳情扱いについて

 8日、練馬区議会議会運営委員会において「国旗掲揚について」討議された。
 
 陳情内容は「議場に区旗と国旗を掲げる」ことへの陳情への扱いについての可否です。
 結論から言えば、民主党の会派として今陳情について採択としました。

 昨日の議会運営委員会には、多くの傍聴者が入り、委員の発言を傍聴し、紆余曲折な感情になったと思います。
 私も発言をしようと挙手をしましたが、委員長は「動議」を出した方を先に指してしまったため、発言をすることができず残念でした。

 そこで、その思いも含め、私の考えているポイントを掲載いたします。

  1.共産党さんが、この国旗の下で戦争になっていたと発言されていることは危険と思っています。私の父は、大正8年生まれで、今年の1月末に96歳の年齢で大往生をしましたが、昭和16年は、23歳という年齢で、海軍に入隊。
  その後、南方の戦場に行き、捕虜時代を過ごし、28歳で引き揚げ、その後結婚し、4人の子どもを育てるために、必死で働いてきました。
  高度成長の要となっている世代です。そんな父は、必ず、夕食時になると、戦争時代の話をし、子ども心に「またかー。」と斜めにしか聞いていなかったのですが、今思うと、この語りがしっかりと刷り込まれている自分を感じています。
 父は「戦争の悲惨な出来事は、再び絶対に起こしてはいけない! そして絶対忘れてはならない。」また、「お国のためなんかで、みんな戦ってはいなかったか。その時代の流れがあったし、生きることに必死だった」と。その言葉を繰り返していた姿を討議の中で思い出しました。

  2.私は、その言葉の意味をじっくり考えた時、国旗=戦争と繋げていくのは危険と思っています。
つまり、「戦争」は決して起こしてはならないことは当然なんです。ところが、戦争の始まりが、国旗を掲げることで戦争になる方向で討議してしまうと、反対しなかったから・・・・・・。という構図になってしまうことでの利用をしてはならないこと。
そして、「戦争」事態をしっかりと抑止していくためは、政治に携わっている者への責任の重さと同時に民衆もしっかりと抑止力となっていくよう行動していくことこそが重要になると思うのです。

  3.国旗は日本人民族としてのアイディンティティとしての象徴と考え、スポーツの世界では、必ず国旗掲揚がされます。諸外国との関係を考えても否定されるものではありません。
 
  4.民主党が一度政権を担った側として、簡単には否定できないこと。国家の未来と責任をもちグローバル的な視点でいくことも必要と考えており、この点については、共産党の志位書記長も、政権をとった暁に向けたご自身の意見を書いてます。
 
  5.では、議場に掲揚する必要があるか否かとなりますが、これは、いつにすることがよいのかという悩ましい問題になります。過去においても、平成5年より討議がされ、1999年(平成11年)の法の施行がされた時でも物議をかもしていたようです。私としては、今でなくてもという声に対しても理解できます。ですが、ではいつならよいのか、となります。今がその時期なら、一定の方向の必要もあるといえばあると思っています。
23区中15区がすでに掲揚状況です。

区民の方に聞いても、どちらでもよいことでは・・・・・・。それよりも、もっと考えていかないことがあるはず・・・・・・。とのご指摘も。

以上。昨日から本日の流れと私の考えと会派としての姿勢での説明をさせていただきましたので記載をしました。
ご意見もあろうかと思います。何なりとご連絡ください。