練馬区議会議員 (4期)
白石けい子
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議案と陳情の扱い

本日は、それぞれの委員会に付託された議案の審査です。

私の企画総務委員会では6本ありました。特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する内容。行政財産使用料の改正。大泉学園北第四自転車駐車場新築工事の請負契約。区立谷原小学校の改築工事請負契約の一部変更。日本銀行石神井運動場跡地公園整備工事請負契約の一部変更。練馬駅北口産業会館内の認証保育所施設部分の無償貸付けです。では、気になる案件のコメントです。

工事請負については、工事の賃金水準や物価水準の変動が生じた場合は、協議によって変更することができるとのこと。それを、全体スライド条項が交わされているためのようです。

つまり、労務者不足・材料の高騰などによる影響から、これじゃ~。と申し出内容を確認し、妥当だ。と思うと協議して決定していくことができる。そして、社会的にも必要に応じては、何回もありうるとのことです。これらの協議は、現在の社会的流れからしても、今後も起きるという懸念がありインフラ整備の促進がどのようなことになるか・・・・・・心配ですね。

次に、日本銀行の松の風公園は、福島県からのつつじの寄贈された植えつけや富士街道沿いの自主的な歩道設置のセットバック工事と金網の設置で、アゴラ造園が請け負ってきた整備からの追加分の契約です。495,600,000円の契約を524,767,950円の29,167,950円増が工事の追加分とのこと。そして、その後のですが、公園としての広大な面積の木々の整備を終えた来年には、指定管理者制度が導入され、練馬区体育協会・植文・五十嵐商会が選定され今後の管理をしていくとのことです。

これまで、株)アゴラ造園が丹精?こめて整備してきた公園ですが、現在、体協の名誉顧問に練馬区長や教育長名があり、一昔時代の区民の健康増進委託団体として、区主導的な名残のまま公益社団法人となり、定款を精査せずに(する、しないは法人内の判断ですが)今回のプロポーザールに手を挙げ、選定されたといういきさつがあり、口利き?・・・・・・と、物議をかもし出しています。

そして、練馬駅北口の産業会館内の認証保育所の4か月家賃を無償にする案件ですが、株)ネス・コーポレーションが40名定員で、病児や病後児の保育所も併設してもらうのに、政策的判断で誘致をするとのこと。内容は、1,194,500円/1か月の家賃を内装整備の間の4か月間だけを無償で貸していくというものです。

そもそも、どこの認証保育所も同じですが、一テナントとして、物件を契約してから内装に入り経費を含め苦労しているのに、なぜ、ここだけが・・・。と、問いました。政策的判断とのニュアンスは、お願いしたということか?それに、今後、月1,194,500円もの家賃を生み出せるのだろうか。認証だと、そんなに保育料はとれないだろうし、病児・病後児の補助金などで運営するのか。同じ保育業を営む者にとっては、気になるところだ。また、運営母体が株)で、過去にあった出来事ではあるが、他区では、経営悪化に伴い、簡単に撤退をしていくとことが起きた。このようなことがないよう、10年契約をしっかりと履行してもらいたいと意見をした。

 

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