8~9日 練馬区被災地支援先の宮城県亘理町にいってきました。
テレビからだけでは伝わらない、現地の状況や説明をうかがうことから、学ぶべきこと、ひとごとではない現実を感じ、学ぶべきことがあった視察となりました。
仙台市→亘理町役場→FMあおぞら→仮設住宅→わたり温泉・鳥の海→支援物資配給体育館etc
私は、心中をお察しながらも、発災当時の状況を中心に質問させていただきました。
「行政と議会本部の機能を速やかに機能させるために、どのような手段、方法をとられたのか?」
「避難拠点の小中学校に来ない方々もいるはずだが、どのような支援物資の提供状況だったのか?」
「死亡者数の中には、二次災害でお亡くなりになった方もおられるのか?」
「個人情報保護法があり、甚大な被害のなかから安否確認をどのようにされたか?」
「住民への情報は重要ですが、機関紙や情報ツールはどのようにされたのか?」etc
2日目は、石巻市の10mの津波が襲った沿岸部を高台から視察。
その時に、現地の初老の女性が、「遠いところから、ありがとうございます。私は今、当時の様子などを説明するボランティアガイドをしています。今の私に何が出来るだろうか。と考えできることをしています。」とのことです。
当時の話しを少ししてくださった「当時はとても寒く、避難所でも低体温で亡くなられた方もいました」との言葉に、助かった命を決して二次災害で落としてはならないと痛感させられました。
次に、海岸部におり、同じ目の高さになった時、匂いと何もなくなっている光景に唖然とするばかりでした。
私は、5月にいわき市久ノ浜海岸に視察にいき同じような光景を見てきましたが、やはり、何回見ても胸の詰まる思いです。写真は、沿岸から1キロ奥の小学校ですが、津波が襲った後の校舎の様子です。
この視察からの教訓を、しっかりと練馬区に活かさなくてはならないことは、どの議員も感じたのではないでしょうか。
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