6月19日に、ミシガン州 ホーランド ポープカレッジの学生5人と
教授・通訳者の方々が、私の施設「ケアステーションぽかぽか」
に施設見学と1時間ほどのインタビューを受けました。
内容は、米国も日本と同じように「少子・高齢化社会」になり、
社会保障が少ない国のため、これから如何にしていくか。その点、
日本は、介護保険を始めとして、社会保障がしっかりしている。
是非とも、仕組みや現状を調査・研究したいとのこと。
私の施設は3番目であるとのことですが、興味をもたれたのは「保育と
介護」をされている環境の様子や、また、NPO組織として、どの
ような運営となっているか。とのことでした。
現在、区議をしていることから、NPOの実態や介護保険の限界、
公的福祉あり方として、福祉の二極化が起き、社会・政治的な抜本的
な改正が必要になってきている…。ついつい、とうとうと語ってしま
いました。
逆に、こちらから「日本人は、直接契約が上手ではないが、米国では
如何か?」米国はしっかりとしている社会の流れがある国と思っていた
ので、返ってきた言葉は「最低の保障しか行わないこと、お金しだいで
全てがあるので、医療も福祉も弱者救済は皆無に等しく、これからの
高齢化の中で大きな問題と危機感を感じている…」との言葉にびっくり
させられました。
逆に、日本の制度は広く配慮された保障で、是非、このシステムを研究
したいとの言葉にも「そうかぁ~」と改まる思いともなりました。
こちらもとても勉強になりましたね。