26日に「成年後見制度」の家庭裁判所見学をしました。
申し立て人の手続きやこれからの高齢者・障害者など
必要な事柄としては、行政も含めて、周知と推進をし
ていくようなしくみが急がれると思います。
もともと、この介護保険制度が導入されたときに「権利
擁護と成年後見」を充実させて、契約に対してもしっか
りと本人の意向に沿って機能させるはずでした。が、
日本人の古来の考え方に合わないこともあり、なかなか
制度が定着していかないという実態が続き、練馬区でも
区長申立てにより件数が伸びていることが主になって
います。決してこのかたちがいいとはいえません。
行政が今後どのようにしていくのか、そして、区民と
しても自分のことのように考えなくてはいけないと思い
ます。第四回の議会においてはこのことも質問する
つもりです。
さて、27日~環境まちづくり委員会の視察をして参りました。
福岡の大野城市では「市民参加のまちづくり」で公園整備を
都市計画マスタープランに位置づけ、市民の声を充分に取り
入れて整備をしていく手法とのこと。
この期間に最高3年間あり。即決な動きはしていかず、専門
のコーディネーターも参加するなどから丁寧な動きで進める
ことに感激しました。近隣との関係もあり、その労力は、
大変なことだけに、まちづくり協議会の構築の本当の意義を
感じました。
28日は、長崎市の斜面地のまちづくり事業です。
これは、長崎特有の斜面地に立てられた老朽化した空き家
対策に条例をつくり、寄贈された土地を行政が整備し、市
民の為のひろばとして活用する。この時の問題として地権者
の関係は?と質問。すると、この斜面地に家を建てた後の再建
設はお金がかかり、市民にとっては、負の財産となり、市が
行ってくれることで助かるとのことから行える事業となった。
また、エレベーター等を設置して、傾斜対応の市民の足と観
光促進に一役となると乗車したら、グラバー庭園に着きました。
これもなかなか良かったでしたね。
これらの経験をぜひ活かしていきたいです。