区民の方々と「練馬区の自治体の状況やこれからの住民自治の参加のあり方」について懇談会のお誘いがあり参加しました。陳情の取り扱いの方法や都民投票の経緯と今後についてなど、ざっくばらんに意見交換をした2時間で、意義ある内容と感じました。
私は、以前より、住民自治のあり方や主権在民として、如何に、区民が自分の事として政治に参加していく仕組みを取り入れていけるか。を考えていました。
何故なら、
この練馬区の人口規模は70万人と大きくなっていること。
社会的な経済状況から、区の財政には猶予がないこと。
練馬区の地域性の問題は、東西の地域性として、課題が違うこと。etc
これからは、行政だけ、議員に任せていば・・・では。解決していきません。そして、将来的な展望としのプロセスとしては、この時期から見つめていかなくては、将来的にも大丈夫危機感すら感じています。今から出来る事を区民の皆さんと考えていく・・・。そんな対話のある区政にしたいと考えています。
私は、区民の皆さんとの対話をすることは好きですし、意見の交換をしながら共に考えるために、区の現状の情報提供をしていくことも自身の責務と考えています。
今日は、大変、勉強になりました。ありがとうございました。
そして、最後に、参加された区民の方が、練馬区のHP上で公開されている「区内12箇所における空間放射線量の定期測定について」の数値一覧表を区の地図に落として、マークされたものを見せていただきました。地図に落として見ると、区の東部側のほうが、西部に比べて数値が高いことなど、数字を並べただけでなく、ビジュアル的にしてみるとわかりやすく、まさしく区の所管している「GIS」の機能を区民の人がコツコツと地図に落としていたこととなり、こんなに機能の高い「GIS」が活用されず、区民サイドに立っていない情報提供に残念な思いも感じた。この方は、「自分で地図に落とし、子どもとの散歩の際の判断の一つとしているので・・・。」とのこと。本当に、正しく、判りやすい情報提供を区が行い、判断は区民一人ひとりが考えていくような公開性の姿勢を、今、区民は求めているのではないか。