大変ご無沙汰しておりました。
2月からの予算委員会が終了し、私の区政レポートも配布することが
出来ました。
今年は、自治基本条例・福祉事業者の支援・地域福祉の意義etc
を集大成として、再度、取り組んでいきたいと思います。
さて、18日(土)に、東中野駅の「ポレポレ東中野」の映画劇場にて
大宮浩一監督の「ただいま」を見てきました。
三作目となることですが、今年は、介護保険制度10年目となり、
ある意味、制度だけの限界と地域から自主的に「やりたい介護」
を見つけていきたい。行っていきたい。と若い世代が、障害者や
高齢者と向き合う。
元気な亀さん・井戸端げんき・優人・いしいさん家……。利用者と
そこで利用し、暮らす人たちの生き生きとした姿や気持ちが伝わり、
とても感銘しました。ぜひぜひ、多くの人や若者にも見てもらいたい
と思っています。
そして、舞台あいさつで大宮監督のメッセージからも、この映画
への深い思いを聞くことが出来て、より感慨深くなりました。
特に、最後の映像に出ていた子安さんの笑顔…。ところが、昨年、
収録後に、くも膜下出血で亡くなられたとのこと、また今年になって、
奥様が、急性骨髄性白血病で追いかけるように亡くなられたこと……。
を話されじーっと見ていた映画への思いが、また違う角度で感じ入り
ました。
そうだよね、生きている現実と、誰でもが迎えるである「死」と。
だからこそ、その人がその人らしく生きていかれる、人たちの関係は
理屈では測れない……。みんな思いは一つなんですよね。
制度で処理するのではなく、社会も「人」という字のように……。拝