11月24日(水)、第4地区青少年委員会の教育視察に参加しま
した。二宮尊徳の生家とすずひろの竹輪つくり体験です。
二宮尊徳のお話は皆さんご存知ですか?
以前は、薪を担ぎながらも、本を読む少年の像が各小学校に
置かれていましたが、今では、歩きながら本を読むのは危ない
ということから、この像が見られなくなったとも聞いています。
さて、この二宮尊徳(金次郎)の歴史を調べてみると、大変
関心を持ち、現在に必要な考え方を教えられた気がしました。
農地復興だけに関心がいきますが、私は、根本の教えに感銘を
受けました。
報徳学園の報徳の由来がこの思想からあるとのことですが、
その尊徳の思想とは、「自分の利益や幸福を追求するだけの
生活ではなく、この世のものすべてに感謝し、これに報いる
行動をとることが大切で、それが社会と自分のためになると
いう」ものです。
つらく、苦しい経験でも、発想の転換から、必ず成果に結び
つけ、出来ることからコツコツと実行していく姿。そして、
建設的な理論を持ち、即日的な判断と行動を示すことから
大変、人望が厚い方であったと解りました。
今の社会に必要な姿勢。特に、政治に司るものの一人として
ぜひ、この「報徳仕法」についてを学んでみたいという気に
なりました。