92歳の右脳梗塞による左半身マヒの父を6月4日の退院時より
自宅に引き取り共に生活を始めたことは、以前ご報告いたし
ました。
最初は、環境が病院の延長線上にあることの錯誤や自身の
感情のコントロールが取れず、奇異な行動が続き、特に、
深夜のトイレへ行きたいと徘徊をするような行動が続いた
のには、私の方も定例議会中ということもあり、少々疲れ
がでてきた状況でした。。
さてさて、今後どうしたものかと思案していたところ、
家族やケアマネさんと話し合い、週7日を在宅の通所介護
サービスを利用し、週1日の夕刻を訪問看護30分にして、
提供票を作成してもらいました。
そして、一か月が過ぎ。現在では、
見違えるように良くなっています。
自分を良く知る身内との在宅での生活と、介護保険サービ
スの通所介護の利用からの社会参加の刺激によることからか
身体の機能や感情・知的な脳の機能が改善され、生活リハビ
リ、遊びリーテションの日々の生活の実践から、現在では、
食事・排泄・よだれの減少・会話の充実・物事の理解が
しっかりとなり、長谷川 幹先生に報告したいと考えています。
こんな意義ある成果が見られる通所サービス事業者に
東京都から「機能訓練指導員の登録」が、ただし書きも残って
いるが、法令として明記されている以上努力すべし。という
通達文が来たことは以前お伝えをしました。
通所介護・通所リハを合わせると、介護保険財源の20%を使用
し、施設サービスの18%を超えるから…。
介護度が改善されないから…。お泊りサービスの縛り…?
何か、理由を取ってつけたような現場をしっかり見ること
よりも数字だけの世界を信じているような何とも悲しい現実
に、保険者練馬区の姿勢も大きく問われていくことになるで
しょう。