馬区各種委員会の所管に緑化委員会があり、私は、現在、
所属しています。
諮問の内容は、保護樹林の解除や「区のみどり」に関する
ことです。
今回は、保護樹林解除が4件ありました。
理由は、近隣から「落ち葉・枯葉をなんとかしてほしい。」
「相続の問題により、開発をしていくため、切らなくてはなら
なくなった」「木の幹の痛みが激しく、保存は難しくなった」
旨が大きな理由のようです。
その中で質問をした内容は、「なぜ、この間何もされてこなか
ったのか?」「木々を守るには、地域での話し合い・保護の感謝等、
近所の付き合いや理解が重要になる…。」「木を一本切るのであれば、
代替え木を植えていくなどしなくては、緑比率の維持は不可能
になる。」等が討議されました。
現在、区の保護樹林1407本に5000円/1本/年の助成金がさ
れています。
ところが、所有者の方は、近隣の声や世代交代の時期に維持が
難しくなった時、所有者から報告を受けると、練馬区も「私財
産なので、保存してほしいとは一応申し出るが、私財産なので
強くは言えないという。
でも、それでよいのでしょうか。
区は、今、葉っぴ―基金二力を入れ、平成21年度で5億4237万
円。平成26年度基金の目標を7億6000万円にするとのことだが、
この基金活用は、木の保全を定義としていますが、つまり、
雑木林のような大きな土地開発から伐採を防ぐため蓄える。
とよく説明します。
でも、様々な木々があり、大きい雑木林だけが木ではないはず
です。
切られていくことはつらいものです。
まして保護樹林の直径50㎝以上の木を長い時間の中での成長が
あり、これから50cmにはすぐならないのです。
その時こそ、基金を活用して、管理・保全に努めていくべきで
はないか、と私はいつも考えています。
このように、日々の中にある近々の課題を解決していくことや
樹木医の診察や治療、木の移植には費用がかかります。木を
大切にし合えるご近所の関係と、練馬区の積極性は姿勢が大切
となります。が、いまひとつ区の強い意気込みがみられないよ
うに感じているのは私だけなのでしょうか。
環境計画の重点事業に「みどりのリサイクル推進」「森のカル
テづくり」「温室効果ガスの年間総排出量削減」などが上げっ
ていますが、「みどり」の重要性がより求められているだけ
に、区民と共に一緒になって木々や自然のあり方を考えてい
くことや、何よりも、保全への区の意気込みしかないのでは
ないでしょうか。
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